「あなたの強みは、周りの人が一番よく知っています」
基本編では自分で強みを選びましたが、応用編では「他者から見たあなたの強み」をカードを使って贈り合います。 自分では「当たり前」だと思っていた行動が、実は他人から見ると「素晴らしい強み」であることは多々あります(ジョハリの窓)。メンバー同士で強みを発見し、感謝と共に伝え合うことで、チームの心理的安全性と信頼関係が劇的に深まります。
時間: 60分〜90分
人数: 3名〜6名のグループ(1グループあたり)
ラシク・強みカード(1グループに1セット ※全員が見渡せるように広げます)
メッセージカードまたは付箋(人数分)
筆記用具
テーブルの中央に、24枚の強みカードをすべての文字が見えるように広げます。これが、メンバーの強みを探すための「フィールド」になります。
グループの中から、強みを贈られる「主人公」を一人決めます。他のメンバーは、その主人公の日頃の言動や仕事ぶりを思い浮かべながらフィールドを眺めます。
「〇〇さんらしい強みはどれだろう?」 「あの時、〇〇さんに助けられたのは、この強みのおかげだ」
そう感じるカードを、他のメンバーはフィールドから1枚ずつ選び取ります。(※同じカードを複数の人が選んでも構いませんし、他の人と被らないように相談しても構いません)
選んだカードを主人公に手渡しながら、その理由を伝えます。ここが最も重要なパートです。単にカードを渡すだけでなく、具体的なエピソードを添えてください。
伝え方の例:
「私は『誠実さ』のカードを選びました。なぜなら、先日のトラブル対応の際、あなたが誰よりも早く顧客に謝罪し、嘘のない説明をしていた姿に感動したからです。」
「『ユーモア』を選びました。会議が行き詰まった時、いつもあなたの冗談で空気が和んで、みんなが助けられています。」
主人公は、贈られた言葉を否定(謙遜)せず、「ありがとうございます」と素直に受け取ります。 全員からの発表が終わったら、次の人に主人公を交代し、全員が「強みのギフト」を受け取るまで繰り返します。
全員終了後、自分の手元に集まったカード(他者から見た自分の強み)を眺めます。基本編で自分が選んだ「トップ・ストレングス」と見比べてみましょう。 自分では気づいていなかった「意外な強み」が含まれているかもしれません。
「当たり前」こそが最強の強み:
主人公が「えっ、そんなことが強みなの? 息をするように自然にやっていたよ」と驚くことこそが、真の強み(才能)です。その発見をみんなで祝福しましょう。
小さなことでもOK:
大きな成果だけでなく、「毎朝の挨拶が明るい(熱意)」「資料の隅々まで丁寧(慎重さ)」など、日常の些細な行動に光を当ててください。
ネガティブ禁止:
このワークは「強み」にフォーカスする時間です。「ここはいいけど、ここがダメ」といった改善点の指摘は、この場では封印しましょう。
仲間からの言葉は、何よりの自信になります。チームの温度を上げる「ストレングス・ギフト」をぜひ体験してください。