ラシクカードは、企業の会議室から学校の教室、個人のカウンセリングルームまで、様々な場所で「対話の架け橋」として活用されています。 ここでは、実際に導入された現場で起きた変化の実例をご紹介します。
IT企業(従業員数:50名)の事例 「違い」が「強み」に変わった瞬間。
課題 (Before): リモートワークの普及により、雑談が減少。業務上の連絡はスムーズだが、互いの人柄や価値観が見えづらく、チームの一体感(心理的安全性)が低下していた。
活用方法: 全社研修で「価値観カード」を使用。グループごとに互いの「大切にしている価値観トップ3」をシェアし、その背景にあるエピソードを語り合った。また、その後の1on1面談でもカードを継続利用。
成果 (After): 「あの人がなぜあの発言をしたのか」という背景(価値観)が理解できるようになり、衝突が激減。「私のチームには『慎重さ』を持つ人が必要だ」と、互いの違いを補完し合う文化が生まれた。
参加者の声: 「上司が『ユーモア』のカードを選んだのが意外でした。仕事に厳しい人だと思っていましたが、実は楽しい場作りを大切にしていたんだと知り、距離が縮まりました。」(20代・エンジニア)
私立高校(キャリア探究の授業)の事例 「自分には何もない」と言っていた生徒が、目を輝かせた。
課題 (Before): 進路指導の際、「やりたいことがない」「自分には強みがない」と自信を持てない生徒が多く、言語化能力の差によって面談の質にバラつきがあった。
活用方法: 「強みカード」を使用し、友人と互いの強みを選び合う「他己分析ワーク」を実施。自分では当たり前だと思っていた行動が、他者から見れば「強み」であることに気づかせた。
成果 (After): アートワーク(絵)をきっかけにすることで、言葉にするのが苦手な生徒も直感的にカードを選択できた。「自分にはこんなに良いところがある」という自己肯定感が育ち、主体的に進路を考える生徒が増えた。
先生の声: 「文字だけの適性検査とは違い、カードの絵柄から生徒の想像力が広がります。『この絵の燃えるような赤色が、今の僕のやる気と似ている』といった感性豊かな発言が出るようになり、生徒の新しい一面を発見できました。」
プロコーチ(パーソナル・コーチング)の事例 論理の限界を超え、クライアントの本音にアクセスする。
課題 (Before): 思考力が高いクライアントほど、頭で考えた「正解」や「建前」を話してしまい、本当の感情や本音(コア)にたどり着くまでに時間がかかっていた。
活用方法: セッションのアイスブレイクや、思考が行き詰まったタイミングでカードを提示。「今の気持ちに一番近いカードはどれ?」と問いかけ、右脳(感覚)へのアプローチを行った。
成果 (After): 論理的な思考のガードが下がり、潜在意識にある本音がスムーズに引き出せるようになった。クライアント自身も予期せぬ「気づき」を得る回数が増え、セッションの満足度が向上した。
コーチの声: 「言葉に詰まった時こそ、ラシクカードの出番です。カードがあることで『私とあなた』の対立構造ではなく、『カードを一緒に眺める』という協同関係が生まれ、深いラポール(信頼関係)がすぐに築けるようになりました。」
(ここにワークショップの写真をグリッド状やスライド形式で配置します)
[Photo 1] 真剣な眼差しで、机いっぱいに広げられたカードを見つめる参加者の様子。
[Photo 2] 「それ、すごく分かる!」と、互いのカードを指差して笑顔で盛り上がっているチームの様子。
[Photo 3] オンライン(Zoom)画面越しに、自分の選んだカードを掲げて発表している様子。
[Photo 4] ホワイトボードに貼り出された、チーム全員の「強みカード」の集合写真(チームの強みマップ)。